歴代の先輩が築いた50年を繋いでいく。

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      映像グループKOBAYASHI

2018年入社 4年目

タイガースファンの幼少期から
馴染みのある社名だった。

関西東通を知ったきっかけは?

子どものころからキャンプ中継やタイガース戦をよく見ていたんです。実家が阪神ファンなので。それら馴染みのある番組のエンドロールで「関西東通」という文字をよく目にしていたので、なんとなく社名は知っていました。ロゴも特徴的だったので余計印象に残ってたんですよね。

えー!すごいですね。ではそこから「関西東通に僕もいこう」って決めた一番の理由は何だったのでしょうか?

やっぱり大好きな野球の仕事をしたかったから、ですね。気づけばずっと心のどこかで野球、タイガースに関わった仕事がしたいなと思っていたんです。時を経て、就職活動をする際に改めて「関西東通」に出会い、説明会も聞いた上でここを受けようと思ったのが一番の理由です。

入社前のイメージと、実際に入ってみた会社のイメージって違いましたか?

そうですね。入社する前は結構スポーツがメインなのかなと思ってたんですけど、実際入ってみるとスタジオの仕事や、ライブ、宝塚歌劇団の仕事もあることを知りました。部署もカメラだけじゃなくて、音声さん、VEさんなど多くの技術さんが関わっているんだと色々な現場を通じて発見がありましたね。

入社してよかった、と思うエピソードについて教えてください。

野球の話ばっかりになっちゃうんですけど……。自分がこれまでテレビ越しに観ていたタイガース戦を、今度は自分が番組を作る側になって去年の一年間担当できたことです。

関西東通の好きなところを挙げるとすれば。

みなさんメリハリがあるんですよね。仕事の時間はきっちりスイッチオンで一所懸命、神経をそそぐわけですけども、仕事が終わったりとか休憩時間とかオフの時間には、色々な方の人柄や新たな一面が垣間見れて。そういうのはこの会社のいい部分だなと思います。

カメラマンという仕事の
面白み、難しさは表裏一体。

カメラマンをされていますが、普段どのような仕事をしているんでしょうか。

今はスタジオ番組がメインですね。、去年はタイガース戦の仕事に1年間行かせていただきました。昨年も沖縄キャンプへ1ヶ月間行ってました。

1か月の長期出張ってどうですか?ホームシックになったりするものですか?

もともとひとり暮らしなので、そういう感覚はないですね。1か月も滞在しているとホテルが自分の家のように思えてきます(笑)
阪神が休みの日は、僕たちの仕事も休みなので、撮影班のみんなで集まって、水族館とか、ちょっとドライブに出掛けたりいったり、おいしいものを食べに行ったり楽しんでいました。

お仕事の中で面白い部分と難しい部分を挙げるとすれば。

カメラマンの仕事は、自分の撮影した映像がそのままテレビに流れて、関西中、番組によっては日本中の人に観てもらえる!という部分がやっぱり面白味であり、やりがいですね。

その反面、難しい部分もまた然りで、表裏一体なんですよね。テレビに映る画はすべてカメラマンの責任だと思っていて。ミスった部分、失敗してしまった部分、やっぱりカメラマンの責任になっちゃうと思うんですよ。
目の前の光景がどういった画なのかを瞬時に判断して撮影すること、どんなトリミングで画を切り取るか、そういう一瞬一瞬の判断がカメラマンにかかってくるんですよね。
これが、スタジオだったらトークの内容であり、スポーツだったら試合の展開など、現場によって臨機応変に対応しなくちゃいけない──それがすごく難しいんですけれど、面白い部分でもあるのかなと。
これから自分のスキルがどんどんレベルアップすれば、仕事のやりがいや面白い部分になるんだろうなと思っています。

自分の撮影した映像がニュースで流れた際、やっぱり嬉しいものですか。

そうですね。自分が撮影した映像で「今日のここ、よかったな」と思っていたところが放送に使われるとすごく嬉しいです。

日本中の人に観てもらえるという喜びは、
身近な友人の感想があってこそ。

この仕事をしていて嬉しかったエピソード、他にありますか?

関西でみんなから愛されている番組って多いと思うんですけど、そういうみんなが知っているお馴染みの番組。
友達に会った時に「その撮影現場に行ってた」というと「それ見てたよ!」って直接言われるのは、素直に嬉しいですよね。自分の周りにも野球好きな友達がいるので「あの場面見てたよ」とか「これ撮ってたんや!」とか言われたり。放送自体は関西、日本中で放映されるのでそういう大舞台での喜びもありつつ、身近な知人に自分の仕事を見てもらって感想をもらえることでより実感が湧くのかなと。

この仕事をしていて新たに身につけたスキルってありますか?

トーク内容を通じての状況判断、野球であったら試合展開の読み、基本的な絵を作ること、瞬時に絵を作ること、そのあたりのスキルは少しずつ身に付いてきたかなとは思うんですけど、まだまだレベルアップしなければ、と思うことが正直多いですね。

苦労したこと、しんどかったエピソードについて教えてください。

身体的な辛さでいえば、大雨や炎天下の中の仕事っていうのはやっぱりしんどいな……と思っちゃいますよね。自分の身体もそうですけど、機材の心配をしないといけないんです。たとえば大雨の場合、自分のカッパは後回しで、カメラにビニールシートかけたりなどの雨対策をまず先にしないといけなくて。撮影中ずっとそっちに気を遣わないといけないんですよね。

幼少期からの憧れ続けた選手の引退試合、
担当できた思い出。

思い出深いエピソードはありますか?

昔から阪神の中継試合を観ていたとお話ししましたけれど、去年「藤川球児投手の引退試合」にカメラマンとして行かせてもらったんです。子どもから応援していた選手が引退するという場面、大好きだった選手の神聖な場面に自分も携われたということが印象深かったですね。

普段、気をつけていることについて聞かせてください。

朝早い仕事もありますが、社会人として「時間をしっかり守る」ということ。そして、色々な人と仕事をするので「しっかり挨拶&コミュニケーション」の2点を気を付けています。僕はあまり自分から積極的にガンガンいけるタイプではないんですけど(笑)。社内だけではなく、別のプロダクションの方などたくさんの人と一緒に仕事する上で、カメラなど技術面も大事ではありますが結局は「人」と仕事しますから。基本的な挨拶とかコミュニケーションはすごく大事で、全体のチームワークに関わってくるのでそういった部分を気を付けてますね。

これまでの仕事で、一番印象にのこっているものってありますか?

毎日が勉強なんですけれど、あえて言うなら初仕事で初めてカメラを持った仕事ですかね。
入社1年目の夏、関西東通にかなり色々な仕事が立て込んでいる時期があったんです。台風なども重なって「カメラマンが足りないな」という事態に。
当時、僕は別の現場にいたんですけど、急にシフターさんから電話がかかってきて、「今度、女子高校野球の試合があるんだけど、カメラやってくれないか?」って言われて、本当に右も左もわからない状態にも関わらず現場に行ったっていうのがすごく印象に残っています。

いきなりの大仕事!たしかに印象に残りそうです。心の準備なんかは?

試合まで1週間もないのに「行ってくれ」と言われて大慌てです(笑)。当日一緒に仕事につくスイッチャーさんに色々と教えてもらいながら、現場でも1から10まで全部教えてもらいながら、なんとかその日は乗り切ったー!という感じでした。

大変でしたね……。

でも、チャンス掴めたな、と思っていて。入社した時からずっと「野球に携わりたい」って言ってたんですけども、それが功を奏して「そういえば、あいつ言ってたな」ってあの時声をかけていただいたんだなと思ってます。
日々、ちょっとしたチャンスでもコツコツこなしていきたいですよね。

50年という歴史と技術。
受け継ぎつないでいきたい。

お休みの日について、どんな風に過ごしているのか教えてください。

もちろん忙しい時もあるので一概には言えないですけれど、だいたい平均で週2回はお休みいただいています。
今は外出が少なくなったので家で過ごすことが多いです。自分が現場へ行った番組を録画しているので、その番組を見返したり、次回の現場のために予習したり……。自分で料理作ったりっていう機会が増えましたね。
コロナ禍になる前は、プロ野球観戦に行ったり、2、3日休みがあれば実家に帰ったり、電車に乗って知らない街を散歩したりしてました。

関西東通の他の会社と違う点、強みはなんだと思われますか?

色々な番組やスポーツ、イベント、中継という幅広い仕事内容と、色々な放送局に携われること。様々なところでレベルアップできるということが、この会社の強味ではないでしょうか。番組制作で50年という歴史があって、昔から綿々と先輩方が積み上げてきた技術を自分たちもしっかり引き継いでつないでいく。歴史の厚みの分だけ、強さがありますよね。

将来の目標について聞かせてください。

マルチに活躍できるカメラマンになること、ですね。先輩方を見てると、カメラマンの次はスイッチャーさんになっていたり、テクニカルディレクター(TD)さんになってたり、直近で見ていて「すごいな」と憧れる方ばかりで。自分も少しでも近づけたらと思っています。
そのためには、今の仕事をひとつひとつしっかり取り組むことで先輩たちの信頼を少しずつ積み重ねることかなと。
あともうひとつ目標があって。「野球に携わりたい」という動機で入社したので、野球では誰にも負けないカメラマンになることも目標です。

新人研修会では現場に同行して実際の仕事を見学するほか、部署で勉強会があるんだとか?

そうですね、入社前だけでなく、入社後も仕事が少ない時期を見計らって勉強会があります。
今年の例で言うとコロナ禍の影響で、新入社員向けのリモート講義がありました。映像部の講習もあって僕も講師として登壇させてもらったんですが、「他人にもわかるように教える」難しさを痛感しましたね。
今同じ部署に5人後輩がいるんですが、人に教えることで改めてハッと気づく部分もあって、自分の技術を見つめ直すいい機会です。

今後関西東通を受けようと思っている人にメッセージがあれば。

まず第一に「自分が何をしたいか」「どういった道に進んで、後悔がないか」っていうのを考えてもらいたいです。
そういう考えを経て、もし今後同じ仕事をすることになったら、番組づくりの土台である「誰かが楽しんで観てくれること、そのためにできること」を一緒に現場で追求しましょう!

CREATOR'S VOICE
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