入魂するか否か。自分の中の「最良の音」を追求したい。

入魂するか否か。自分の中の「最良の音」を追求したい。

音声グループNAKAI

2013年入社 9年目

アルバイト時代から感じていた、
関西東通という映像界のネームブランド。

関西東通を知ったきっかけはなんですか?

映像系の専門学校でカメラ志望で通っていた頃、学校の先輩がカメラアシスタントのバイトをしていて「バイトしない?」と誘っていただいたことがきっかけですね。
バイトを経験した後、契約社員、そしてその後に関西東通に正社員として入社しました。

関西東通に正社員として入ろうと思った一番の理由は何ですか?

やはり関西トップクラスの経験技術を持っている会社だと思ったので。この会社に入りたい!と強く思いました。

学生時代やバイト時代に「関西東通はすごいところだ」ということが知れ渡っていたのですか。

「関西東通」というネームブランドはさすがに聞いていましたね。各局の番組のエンドロールでもよく見かける名前だったことから、どこの局にも信頼されて手広く仕事している会社なのだなと思ってました。

なるほど。入社する前にそういうイメージをもっていて。実際に入社してみて、なんかここ違うな……と感じる点はありましたか?

思ってる以上にデスクワークが多かったかな(笑)資料作成とかそういう地道な作業が思っている以上に多かったです。
入社前は、もっと体力勝負で外で走り回って──というイメージだったんですが思っている以上にそうでもないかな。

音を録るだけがすべてではない、
録るための緻密な設計図の大切さ。

中井さんの資料作成というのは「ここにこういうケーブルを引かないといけない」とか「ミキサーはこんな風に使おう」とかそういうものですか?

そうそう。収録先の全部の回線と自分が操作するミキサー卓の構成を考えるんです。結局、図面に起こしておかないと、頭の中だけだと他の音声スタッフとは共有できないので。

確かに中井さんは資料をすごく綿密に書いていらっしゃると感じます。ああいった紙ベースのものがあると、現場で困った時にとりあえず資料を見て、今どうなっているかをパッと把握することができますよね。

毎回、現場を分かっている人だけでもないですからね。ちゃんと地図もつけて「この辺にこんなマイク立てましょうか」っていうのも書いてあげたいんですよね。初めて現場を担当した人でも、そういう資料があれば今後にも繋がるのかなと。

入社して良かったなと思うことはありますか?

各地に出張に行けるってことですね。大阪だけじゃなく、いろんな場所に出張に行ける。

関西東通と言いながら、今まさにこのインタビューも沖縄で収録していますもんね(笑) 一般的な会社員の方で沖縄出張、しかも1ヶ月も!……なんてなかなかないでしょうね。

なかなかないですよね。出張羨ましいって言われることも結構多くて。音声配属されてからずっと、沖縄キャンプを担当していて。毎年1ヶ月滞在しています。これで8回目ぐらいかな。

会社の好きなところってありますか?

みんなで和気あいあいとする部分もあれば、ピリッとする瞬間もあったり。メリハリきいてるので意識や気持ちをすぐ切り替えやすいというか、私は仕事しやすいですね。ずっとなあなあでもダメやし、ずっとピリピリしてるのもしんどくなってくるし。

オンとオフがはっきりしていますよね。仕事の時はガッとやって、遊ぶ時は全力で遊んで(笑)

目に見えない「音」を形づくる仕事。
思い通りに行かないところが難しく、面白い。

音声グループに配属されて、今年の4月で9年目とか。仕事の面白い部分や難しい部分を教えてもらえますか?

音声って、目に見えなくて「聞く」だけなんでフワッとしてるんですよね、やっぱり。
この音を録りたいから、ここにマイクをこんなふうに置けば録れるだろう、と思ってやってみても、思ったように録れなかったり、逆に想像以上にうまく録れたり……そういうところが難しくもあり楽しくもあり。思い通りに行かないとこに、やりがいがあるかな。面白いなと思いますね。

音声グループの仕事って具体的にどんなお仕事になるんですか?

若手に言ってるのは「映像にあった音を作る」と伝えています。スイッチングされた映像に合う音を作ることを意識して、ミックスしてくださいと言ってますね。

特に印象に残っている、苦労した体験について教えてください。

やっぱり音は目に見えない、っていう苦労なんですけども。
ミキサーさんに「マイクでこういう音を拾って」と言われても、なかなか思い通りに行かないことがあるんですよね。これどうしたらいい?っていう瞬間は結構ありますね。

たとえば、僕はゴルフ中継に携わらせてもらうことが多いんですけど、ティーショット打つ際のマイクって、手にマイクを持って集音するのではなくて、マイクを地面に固定して録るんです。数か所に設置するのですが、マイクの距離や向きのバランスがなかなか先方のイメージ通りに行かなくて「もうちょっと打ってる感が欲しい」とか抽象的な表現で注文が入るわけですよ。

なるほどなるほど。

それを理解して、それを扱えるか。その空間の音を限られたマイクで扱えるかどうか。
思い通りに行くときもあればいかない時もあるんで。

何気なくテレビでゴルフ見た時のあの「パン!」というひとつの音。それだけこだわりが。

そう、ちょっとずつこだわりがありますね、やっぱりみんな。

どれだけ入魂するかは、自分次第。
自分の中の「最良の音」を追求したい。

音声さんって結構こだわりが強い方が多い、というイメージです。職人肌というか。

職人といえば職人なんかもね。実はこだわらなければ、すぐパッとやめて休憩できる仕事でもある。逆にとことんこだわって休憩時間も削って本番直前までいい音撮ろうとすれば、力のかぎり追求できる仕事でもあって。
そこの力の入れ具合は、人によるかもしれないですね。これぐらいでいいかと作業を辞めれば、そこまでの音にしかならない気がするし。

お休みについてですが、きちんともらえてますか?

十分にもらえてますね。これはスポーツ中継に携わるスタッフはだいたいそうだと思うんですが、夏から秋の繁忙期は忙しい日が続くのですが、逆に冬シーズンは暇になることもあるし。
だから休みが少ない、足りないという感覚は無いですね。

チーム目線の番組づくり。
映像界では珍しい、関西東通の最大の強みとは。

他の技術プロダクションと比べて、関西東通の強みを挙げるとしたら?

各部署同士の繋がりが濃い、仲が良いところですかね、間違いなく。特に映像グループと音声グループ。他社へ出入りすることもあるんですが、他社ではお互いの部署が「ちょっと距離遠くない?」と感じるというか、積極的にコミュニケーションを取ってないなと感じることがあるんですよね。各部署で交流がある関西東通はかなり珍しくて、最大の強みなんじゃないかな。

仲が良い、というのは一見当たり前のように聞こえるのですが、やはりメリットが。

ええ、そうなんです。ひとつの番組を作るにあたって、それぞれの部署が違うことをしてるわけで。それぞれで、思惑や都合や作業のタイミングが違うんですよね。でも、みんなひとつのチームとしてお互いが歩みよらないと、良い番組ができないかもしれないし。やっぱり仲が良いのは一番ですよ。

中井さんの将来の目標について教えてください。

僕は、ミキサーを担当しているので「事故なく仕事すること」ですかね。しょうもないことかもしれないですけど(笑)
経験が増える分、これでいけるだろう、これで大丈夫、という慢心が歳をとるとどうしても出てきてしまうんですよね。初心を忘れず「チェックは怠らない」を心がけていますね。

あたりまえのことがあたりまえにできる、というのも大事なことですよね。
最後にこれから入ってくる後輩にメッセージをお願いします。

入社して最初のうちは、思い通りにいかないことや辛いこと、叱られたりすることはやっぱりあるとは思うんですけど、それを乗り越えれば、頑張っていけると思います。長い目でみても関西東通は絶対いい会社なので、ぜひうちを候補の一つにいれてもらえれば。

入社して間もない人が、現場を前にいきなり何でもできるわけないですもんね。

そうです、そうです。初めはみんな「知らないことだらけ」ですからね。全員、右も左もわからない状態がスタートです。僕らは教えるのも仕事なので、なんでも聞いてください!

CREATOR'S VOICE
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