就活中から掲げ続ける目標、そして、その理由。

VE/VTRグループ(VE担当)TAMURA

2018年入社 3年目

「野球に携わる仕事がしたい!」
その一心で飛び込んだ世界。

関西東通を知ったきっかけはなんですか?

就活サイトで調べてたら、たまたまひっかかったんです。

「テレビの仕事がしたい」と思って、検索したらヒットしたということですか?

いえ、自分はそもそも「テレビの仕事がしたい」っていう理由で入ってなくて。

あ、そうなんだ

「野球に関わる仕事がしたい」という希望で調べていたら、ひとつの手段としてテレビ関係の仕事が浮かび上がってきたという感じでした。

写真:田村さん

田村さんご自身がずっと野球をされてらっしゃったんですよね。野球に携わる仕事がしたい、という思いの延長線で、関西東通に興味をもったという。どちらかというと裏方ですけども、裏方のお仕事でも良かったんですか?

そうですね、野球との関わり方や手段はあんまり重視してなくて。裏方でも全く構わなかったんです。

この番組はどうやったら実現するのか、
緻密にプランを考えるのがビデオエンジニア(VE)

今のお仕事の具体的な内容を教えてください。

説明するときにいつも言っているのは、本番前と本番中でそれぞれ仕事が大きく異なるということですね。まず本番前には、「どうやったら各家庭にテレビ番組が届けられるかな?」っていうのを考える仕事だと自分は捉えています。
例えば、カメラが何台必要か、どういう音が必要だとか、こんな機材が欲しいとかそれぞれの部署のオーダーだったり、制作さんがこういうことをしたいという希望を全部加味して、実現させてあげる、プランを考えるっていうのが、本番がはじまる前までの仕事ですね。
本番中はカメラマンが撮っている映像の色と明るさを調整しています。特に明るさは、例えばスポーツ中継ではカメラマンの操作に合わせてボールが見えるように明るさを追っかけたり、結構忙しいです。

ズバリ、VEさんのお仕事で面白いところってどこでしょう?

えーー……(苦笑)

(笑)

いや、考えたんです。結構いろいろ考えたんですけど「今はまだ自分が『おもしろい』と感じられる境地にたどりついていない」というのが正直なところかなと思うんですね。ただ、本番前に自分が考えた設計やプランが何のトラブルもなく終われた時に「あ、これでよかったんだな」とか、ひょんなとこからアイデアが出てきて「こういう方法があるじゃん!」とか。そういう時に楽しいなと思ったりします。

田村さんは、自分の関わった番組を家で見て「うまく行った!」と達成感を感じたりしますか?

たしかに担当したニュースとかスタジオの仕事を家でも見返したりするんですけど、本番中にOKだと思ってても、家のテレビであらためて見ると「ちょっとここ失敗しちゃったな」「もうちょっとこうしたら良かったな」とか、どちらかというとそういった視点で、達成感というより反省しています。

その失敗や反省は、あまり一般の人には気づかれないようなレベルで?

そうですね。VEは、ある意味「何もトラブルが起こらないこと=自分たちの成功」なのかなと思っています。そういった面では、お客様や製作スタッフの方から「よかったよ」と言われることは、他の部署よりも少ないかもしれないです。

成功して「ありがとう」とは言われないけど、失敗したら怒られちゃうという。

ええ。何も言われないということは「成功なんだな」と(笑)
とはいえ、同じ内部のスイッチャーさんとかカメラさんに「これありがとう」って言われることはよくありますので、そっちの方が嬉しかったりしますね。

テレビの裏側を知る人だけが分かる、
マニアックな視聴。

入社する前と比べて、テレビの見方って変わりました?

すごく変わりましたね!自分はやっぱり野球が好きなんですけど、野球中継を見てても「順光・逆光、うまく色を合わせてるな」とか「どこどこのテレビ局の方が、土がちょっと赤いな」とか(笑)

マニアックですね(笑)自分が関わってない仕事でも裏方の気持ちで見てしまうのでしょうか。

ですね。「これどういう風に中継してるんだろうな?」とか「うちの機材だったらどんな風にできるかな」とか考えたりしますね。

普段の業務でスタジオとか中継とか行く際に、一番気をつけてることは?

まず寝坊しない、ですね。たぶん、色々な方が同じようなことを言ってると思うんですが。
今のところ入社して2年間遅刻していないのですが、気をつけていることは「社会人として」という視点。挨拶なんかもそうですけど、テレビ業界うんぬんの前にひとりの大人として見られるわけですから、そういった基本的なところで指摘を受けないようにと思っています。遅刻しない、ちゃんと挨拶する、は大事ですね。

作り手だからこその特権、
番組の裏側にはドラマがあふれている。

達成感を感じたお仕事について具体的に教えてもらえますか?

初めて単独でVEを担当した、ファッションショーの大型映像の仕事ですね。それまでは、誰かのセカンドで──という仕事ばかりだったのですが、小規模とはいえ自分ひとりで機材を組み立てて、設定して、最後ばらして撤収まで、とひととおりの仕事を終えた際に「やっとこれでスタートラインに立てたな」と思いましたね。

やっとひとつの仕事を丸ごとまかせてもらえたな、という。その時はトラブルもなく終えられたんですか?

ええ。当日になって急に変更が入ったりもしたんですけど、うまく対応できてホッとしました。

これまでで印象に残っているエピソードとかあれば

1年目の研修で行ったある番組での出来事なんですけども。スタジオ番組だったらよくあることなんですけど、オンエアされないシーンってあるじゃないですか。その時は、普段絶対泣かないイメージの演者さんが本番でVTRが流れた後、泣き崩れてしまい、収録が止まってしまったことがあったんです。たしかにすごく感動的なVTRだったのですけど。

涙が止まらなくて収録が止まる、というのはなかなか稀なケースですね。

そうなんです、結局そこは放送ではカットされてしまって。人目にはなかなか触れない場面にも遭遇するので、これはこの業界ならではだなと印象に残ってますね。テレビを見ている側じゃ知るよしもない箇所も、番組づくりに関わっているからこそ垣間見ることができるという特別感があります。

休みについてですが、月にどれくらい休日がありますか?きちんと休めていますか?

シフターさんのおかげで、潤沢に休みが取れています。うちだったら月8回ですかね。繁忙期は当然あるんですけど、その分振り替え休日があり、必ずとれています。夏の高校野球の時が一番忙しくて、休みが取れなかった時期で、それ以外は基本的に代休は取れています。

NOTE

シフターとは……業務をそれぞれの内容に合った各個人に当てはめる役割の人。

ちなみに休日はどのように過ごしていますか?

学生の時にやっていたスカッシュというスポーツですね。ジムに行って、筋トレだったりスカッシュだったり体を動かしていることが多いですかね。

スカッシュはお友達と?

はい、学生の時からお世話になっている社会人の先輩だったり、大学の後輩だったり。コートに行ったら誰かいるんで。

へー、そういう感じなんですね。じゃあ周りも不規則な仕事をしてる人が多いってこと?

そうですね。周りは自営業だったりするので、休日が一緒になることも多いんです。

生で見るからオモシロイ!
オンタイムの醍醐味を味わえるスポーツ中継。

他の技術プロダクションと比べて、関西東通の強みってなんでしょうか?

関西東通のひとつの強みに「スポーツの中継がうまい」という面があってその話なんですけども。テレビ業界自体がだんだん下降気味な時代にこれはすごくいいことだなと思っていて。今のテレビで、生放送ならではの良さを伝えるにはスポーツ中継が一番だと自分は思っているんですよね。スタジオの生放送番組にも、もちろん独特の緊張感とやりがいがありますが、やっぱりスポーツの生中継には、生ならではの醍醐味と魅力を感じます。そんなスポーツの中継に秀でた関西東通、という面は、これからも大きな強みですよね。

田村さんの将来の目標について教えてください。

野球中継のスイッチャーをしたいです。

それはやっぱり、ご自身が野球をしていたからでしょうか。

そうですね。実は、この目標は就活中からずっと言い続けていることなんです。スイッチャーがトップっていうわけじゃないんですけど、野球中継の中心になって、お茶の間に映像を届けるようになりたいと思っています。

最後にこれから入ってくる後輩にメッセージをお願いします。

「なぜこの会社に入りたいと思ったのか」という事をずっと忘れずにいてほしいなと思います。

いわゆる初心、でしょうか。

ええ。たとえば自分の周りの誰かが「会社を辞めたい」という話になったとき、「なんでこの会社に入ったの?」っていう問いを突き詰めて考えていくと「実はまだやりたいことができてないんじゃないかな?」と思うことがあるんですよね。
よく入社はゴールじゃない、なんて言いますけれど、本当にその通りだなと。
自分も「野球のスイッチャーをやりたい!」という大きな目標があるから、今はまだまだですけど、その目標に向かってやり遂げるまでは辞めれないなって思いますし、そういう最初の目標を忘れずにいて欲しいなと思います。

CREATOR'S VOICE
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