自分のスロー映像が大型ディスプレイに。会場がどよめく快感。

放送メディア部 VTRグループNAKANISHI &
HASHI

2023年4月入社

取材日:2024年2月南吹田中継倉庫にて

入社1年目、野球中継のスローで活躍中。
視聴者に、より伝わりやすく・わかりやすく。

今は主にどんな番組を担当しているんですか?

中西:野球中継、競馬中継、のスローを担当しています。

橋:野球中継のスロー、主に阪神戦ですね。スタジオのお仕事も。「おはよう朝日です」のVTR出しも担当しています。

NOTE

VTR出し……スタジオ番組などで、コーナータイトルや、ロケVTRの再生をする仕事。

VTRグループは主にどんな作業をしていますか?

中西:まだ入って1年ちょっとなので、やれる仕事もまだ少ないのですが、野球中継でしたら、何が起きたか、巻き戻してスローで見せるのが仕事です。特に倍速が入っているカメラの入力を出すことが多いので、それを綺麗に見せる、というのをやっています。

NOTE

倍速カメラ……通常のカメラは1秒間に30コマで撮影しているが、倍速カメラは60コマや120コマで撮影して、滑らかで綺麗なスローモーション映像を実現している

心がけていることはありますか?

橋:スローにすることによって、より伝わりやすくなるように、わかりやすくなるように心がけています。

写真:NAKANISHI & HASHI

──関西東通を初めて知ったきっかけは?

橋:私は母校が高校野球の常連校だったので、よく中継番組を見ていて。番組最後にクレジットで関西東通と出ていたことで社名を知りました。

中西:この業界自体に行きたいなと思って調べていて知りました。技術の会社の中から見つけました。

観客と一体化できる快感。
ゴルフ中継を支える緻密な連携プレー。

──関西東通に決めた理由は?

橋:カメラだけではなくて、いろんな部署があって、中継車もあって、会社全部で一つの中継番組を作り上げることができる技術会社であることに魅力を感じました。

中西:私は今の部署もそうなのですが、入社する前の面接、そういうところから親しみやすい、人柄や会社の雰囲気がいいなと思ってここに決めました。

──入社前と、入社後と会社のイメージは変わりましたか?

中西:あんまり変わらないかもしれないです。確かに仕事をやることは大変なことがたくさんあるのですが、先輩に聞いたら教えてくださるし、ほかの部署の方も見てくださるし、教えていただいていますし、親しみやすさや、聞きやすさは変わっていないと思います。

橋:入る前は、技術会社なので昭和なというか体育会系な人が多いイメージだったのですが、入ってみたら逆に優しい人ばかりでイメージが変わりました。

写真:NAKANISHI & HASHI

一番楽しかった仕事は?

橋:京セラドームのサブの仕事で、大型ビジョンに自分のスロー映像を出すという仕事だったのですが、リプレイ検証の時に自分の出したスローで会場中が湧き上がっているのがサブから見えて、お客さんの反応が直で伝わってきて嬉しかったです。

NOTE

サブ……「サブコントロールルーム」の略。日本語では「副調整室」。放送局などで各スタジオごとにあるのが「副調整室」で映像を切り替えたり作業を行う部屋。これに対して放送局の電波を出す最終的な場所が「マスターコントロールルーム」で「主調整室」という。

中西:自分はゴルフをあまり知らなくて、見たこともあんまりなくて、初めてゴルフ中継に行ったときに、こんなにたくさんの人が関わっていて驚きました。プレーヤーの戦いをちゃんと見せるためにVTRを時間差で出したり構成も考えたり、自分はまだスローを出すだけの担当だったのですが、出す順番とか、どこから出すかとか、すごく大変でした。期間が長いので終わった後の達成感はすごいものがあって、いろいろ学べていい経験ができました。

プロレス中継時のカメラアシスタントは
いろいろ飛んでくるから大変だった(笑)

ちょっとしんどかったなー、という仕事はありますか?

橋:VTRじゃないのですが、CAの仕事でプロレス中継に行ったのですが、いろんな所からいろんな物とか人とかが飛んできて、カメラのケーブルだけじゃなくて、いろんな所に気を配らなくてはならなくて、体力的にも精神的にも一番しんどかった仕事でした。

NOTE

CA……カメラアシスタントの略。カメラのケーブルを巻いたり、三脚を運んだりが主なお仕事。

中西:夏の忙しい時期のお仕事が大変でした。家が遠いので、甲子園の高校野球では、毎日朝早くに始発で行って、睡眠時間も少なくなって生活リズムもバラバラでこれは大変だなと思いました。

写真:NAKANISHI & HASHI

入社した後研修があったと思いますが、どんな研修をしましたか?

橋:全部の部署を2週間くらい周る研修で、たくさんの部署がそれぞれどんなことをしているのか知ることができました。他の部署の大変さも学ぶことができました。

休みの日には何をしていますか?

中西:オリックスバファローズのファンなので、応援に行っています。土日は仕事が多いのですが、平日に試合を見に行ったりしてます。会社にオリックスの優待券があってそれで行ったりもします。前もってお願いしてお休みをもらって友達と日を合わせて泊りがけで遊びに行ったりもします。オリックスはキャンプも見に行きますよ。

橋:私は大学の頃サークルでバンド活動をしていたのですが、それを先輩が知ってくださって、先輩が組んでいるバンドのライブを何回か観に行ったりしました。楽器が弾けるバーに連れて行ってもらって、弾かせてもらったりもしました。楽器を弾いて生活しています。

写真:写真:NAKANISHI & HASHI

関西東通の強みってどんなところだと思いますか?

中西:一つのことを細かく突き詰めて、専門分野についてストイックにやっている方が多いのかなと思います。長く専門でやっているので知識も経験も豊富なのが強みかなと。

橋:技術力の高さ、妥協しないで最後まで徹底的に突き詰めて一つのものを作っていくその気持ちの強さがうちは一番かなと思います。

スローやハイライトで感動させる技術者に。
いずれ世界的スポーツイベントでも活躍したい。

今後の目標を教えてください。

中西:いろんなスポーツを見ている人が世界中にいると思うので、スポーツを見ている人に、自分がしている仕事を注目してみてほしい。ここが見たかった、とか、スローやハイライトでみんなに感動してほしい。そんなスローやハイライトが出せるようになりたいです。

橋:いずれは高校野球のエンディングを出したいな。母校の試合のエンディングを作れたらなと思っているので、日々それに向かって頑張っています。海外で仕事できるチャンスもあるので、世界的なスポーツイベントでも活躍できるといいなと思っています。

写真:NAKANISHI & HASHI

関西東通に興味を持っている学生さんにメッセージをお願いします。

中西:自分はアットホームな先輩や社員さんの人柄が見えたのでここに決めました。皆さんも面接や社員さんとお話できる機会があると思いますので、嘘じゃないと感じていただけたらなと思います。

橋:関西東通にはいろんな部署があっていろんな仕事があるので、毎日ドキドキわくわくできるので、是非入ってほしいです。

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